ハヤカワファンタ

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マニアックな回想……

「週刊少年ジャンプの暗黒時代」というものが
かつて存在したという。
1996年
「ドラゴンボール、スラムダンク、幽遊白書」
の人気作品3本が続けて連載終了、
発行部数が大きく落ち込んだのだという。

あ、その時期……
そういえば私もジャンプを読まなくなった。
連載終了した作品のファンだったわけではなく、
「るろうに剣心」「地獄先生ぬ~べ~」
を主な目当てに読んでいた。
新連載「封神演義」の絵柄や太公望のキャラに魅かれ始め、
真っ先に目をとおす作品になっていたけれど、
きれいな描線の達者な絵による「残酷描写」におそれをなして
「少年サンデー&名探偵コナン」の
ライトな作風に乗りかえた。

そうか、あの頃、ジャンプは看板作品をなくして苦戦中。
新人作家さんには、重圧がかかる大変な時代だったね……

で、私が少年ジャンプを読まなくなって間もなく、
すれ違いのタイミングで
「遊戯王」の新連載が始まったのか……なるほど。
道理で、1話目からまったく記憶にない作品でした……
もし1話目を読んでいたら、
「遊戯王」のファンになって、コナンは読まなかったかも。
だって古代エジプトの秘宝パズルだし、
手塚治虫「三つ目が通る」を思わせる作風だし、
1話ずつ独立して読める物語だし、
きっと注目したと思うんだよね……
ま、だからどうってことも、ないのだけれど。
そうか、あのとき……

もし「遊戯王」にはまって遊んでいたら、
自分のファンタジーを試作したり、同人誌を作ったり、
の地道な活動には向かわないで、
カード集めして喜んでたりして……(汗×汗)
それはそれで、my暗黒時代だったかも……

で、今頃になって漫画「封神演義」に
ちょっと興味がでてきた。
あの「残酷な展開」の後には、
少年漫画らしい太公望の活躍が
待っていたのか……そうか。そうだったのか。
つい、ネットでネタバレあらすじを拾い読み。
なんだか面白そうな伝奇物語ではありませんか。

あれかな、
「イルスの竪琴3部作」みたいな展開かな。
歴史には描かれず、暗黒時代を旅する
年経た風の魔法使い……
わ~好きだな、そういうの。
「イルスの竪琴3部作」、ジー文庫。
引っ越しのダンボールのどこかに埋もれているはず。
とっても緻密なハイファンタジーで、
脇明子さんの訳文も良かったな。
「星を帯びし者」
「海と炎の娘」
「風の竪琴弾き」
そういえば、また読んでみたいかも……